舌の掃除

舌の掃除

新型コロナウイルス感染症対策~アーユルヴェーダでできること。
今日は「舌の掃除(舌苔をとる)」についてお話します。

舌苔(ぜったい)をとる

歯を磨く前に舌の洗浄を行うといいでしょう。朝、舌の上には舌苔(ぜったい)とよばれる白い苔状のものが付着しています。舌の上皮に細菌や食べカス、粘膜の老廃物が付着したものです。これをタングスクレーパーという専用のツールで取り除くことで、舌は新鮮な細胞があらわれます。ちなみに、歯ブラシは舌の細胞を傷つけるので、あまりおすすめできません。また、舌苔は朝10時までにとらないと、体内に戻ってしまうそうです。

舌の掃除の目的

なぜ舌を掃除する必要があるのでしょうか。それには大きく3つの意味があります。

消化力(アグニ)を高める

舌の上の老廃物を取り除くことで、舌には新鮮な細胞があらわれます。新鮮な細胞によって、味覚が高まり、食物をしっかり味わうことができるようになります。それによって、唾液の分泌はじめその他の消化液の分泌も活発になり、消化力が高まることになります。舌苔をとる習慣が身につくと、濃い味や甘いもの、加工物などの味が受けつけられなくなっていきますので、自然と食生活も改善していきます。

健康状態をチェックする

毎日の舌の状態をチェックすると健康状態もわかります。舌は、体調を如実に反映している場所です。舌苔がたくさんとれると、身体の中に未消化物(アーマ)がかなり蓄積されるということがわかります。舌の異常の場所で、内臓の異常がわかるともいわれています。

赤色:のぼせやほてり感があり、口内炎ができやすい
白色:手足の冷え、貧血、下痢傾向
黄色:消化器や口腔粘膜の炎症、口内炎、胃・十二指腸潰瘍の傾向

大腸の働きをよくする

タングスクーパーによって、舌が刺激されると、大腸の蠕動運動を促す反応を高めることにもつながります。朝食を食べる前から、舌を刺激しておくことで、快便の準備にもなります。

口臭を予防する

最近では、口臭の原因として、唾液に加えて、舌苔にも注目されています。この口臭の原因は、硫化水素だそうです。細菌が舌苔を分解する際に、硫化水素が発生するので、その元である舌苔をとることで口臭予防になるということです。健康のため、そして口臭予防のためにタングスクレーパーで舌苔をとりましょう。

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