1日の振り返りで人格は磨かれる!効果的な反省の方法やポイントとは

あなたは、今日1日の中で出会ったさまざまな人との接し方や処理した仕事などについて、しっかり振り返っていますか?悪かったことや反省すべき点をそのままにして、また同じ失敗を繰り返すなんてこと、したくないですよね。ここでは、日記などを使わずに簡単にできる効果的な1日の振り返り方とポイントをご紹介していきます。コラムを参考に、1日1日の中であなたの人格を磨いていきましょう。

1日の振り返りをする人はより良く成長できる

あなたは毎日の振り返りをしていますか?ここでは、日々の中で成長し、人格を発展させていくために役立つ簡単な1日の反省の仕方をご紹介していきます。

1日の振り返りをするベストな時間とは

アーユルヴェーダのディナチャリアでは、就寝する前に、今日1日、自分がどう過ごしたのかを反省する時間をもつといいと言っています。

その際、わざわざ日記や手帳を取り出して書くという作業は必要ありません。あなたにとって心地よい姿勢で、呼吸を整えながら、今日1日を振り返っていきましょう。

日記に書かなくてもいい!簡単な1日の振り返り方

まずは、正座やあぐらなどの楽な姿勢になって目を閉じ、三段式呼吸法を行います。これは、全身の老廃物を排出するようなイメージで息を吐き出したあとに、腹→肺→胸という順番で息を吸い込む呼吸法のことです。この呼吸法をできるだけゆっくり、吐く息を長くしながら4〜5回繰り返しましょう。

そのあとで、今日1日の反省をしていきます。あなたが今日出会ったさまざまな人を思い出し、その人たちに対して行った行為を振り返ってみましょう。また、1日の中で処理した仕事の種類や方法などを分析してみてください。

それらの中に、もし、自らの誤った思考、言語、行動、意図があれば、それを正し、再び同じ失敗を繰り返さないようにする必要があります。また、これらの反省点を生かして、今よりも向上するための努力をしましょう。

こうした1日1日を繰り返すたびに自分自身の人格が発展し、あなたの周りの人との人間関係や仕事などがより良い方向に動きはじめます。

日記や手帳などに書いて反省し記録していきたい場合は、それでも構いません。どのような方法であっても大切なのは、1日を振り返ることはこの世の不幸と悲しみの原因を取り除き、本当の幸福を見出すことができるので、続けることが大切です。

1日の振り返りをする際の注意点

反省をする際のポイントは、1日のうちに抱いた否定的な思いを捨て去り、客観的な視点から眺めることです。感情的になっていろいろと詮索をはじめると、ピッタエネルギーやヴァータエネルギーが増大し、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりしてしまいます。できるだけ客観的に無判断でいることが大切です。すべての出来事は必然性があって起きています。無駄なことも間違ったこともないということを理解し、その中で、自分がどう適応していくべきかを客観的に考えていきましょう。

頭が冴えて眠れなくなってしまった時の対処法

それでもやっぱり、心配事や罪悪感のある日は、頭が冴え、眠れなくなってしまうことがあると思います。その場合は、ヴァータエネルギーとピッタエネルギーを鎮静していきましょう。不眠に効くオススメの方法は以下の7つです。

入浴をしてリラックスをする

・頭、顔、額にクリームなどを塗る

・好みの香りや音楽を楽しむ

・快適な睡眠環境に整える

・指圧を受ける

ヘッドや足のセルフマッサージをする

・性行為をする

オイルを使用してセルフマッサージをした場合、そのあと洗髪をしたら、しっかり髪の毛を乾かすようにしてください。濡れたままにするとカパドーシャを増やしてしまいます。

変化や刺激のない日々が続き、外出を控えていると、感情もネガティブになり、生きることの楽しさを忘れがちになってしまうことがあるかもしれません。ですが、毎日の中に同じ日はありません。1日を振り返り、明日の行動に少しの変化をもたらす。考え方や心の持ちようでどんな環境であっても、人は誰でも成長し、毎日を充実させることができるはずです。あなたも今夜から早速実践していきましょう。

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