人生の成功は早起きから

早起き

新型コロナウイルス感染症対策~アーユルヴェーダでできること。
アーユルヴェーダのディナチャリアの一つ「早起き」についてお話します。

人生の成功は早起きから

毎日規則的に6時に起きる

健康な人は、朝早く起床しましょう。アーユルヴェーダでは、理想的な起床時間は日の出の48分から96分前とされていますが、6時前後には起きるようにしましょう。朝起きる時間を決めたら、1週間7日、1年365日、同じ時間に起きるといいでしょう。1日のリズムをつくるには、規則正しく早起きすることが基本です。朝はカーテンを開けて、日光を浴びることが大切です。日光が目に入ることで、体内時計がリセットされ、すっきり目覚めて活動することができます。すると、昼間は元気に活動でき、正しい時間に眠気がくるので、睡眠サイクルが整うのです。

精神的に落ち着いて一日をスタートする

この時間帯はブラフマ・ムフールタと呼ばれます。インドでは神へ仕えるブラフマがこの時間に毎朝起きて神への祈りの習慣をもっていたのは、至高の知識と永遠の幸福をえる瞑想をするのに最もよい時間帯だからです。この時間は、すべての生物が起きはじめる時間です。新鮮で静かな時間に起きることで、精神的にも落ち着いて1日を迎えることができます。それによって日中、効率よく仕事をすることができます。人よりも早く活動をはじめることで気持ちにゆとりも生まれます。

理想的な睡眠時間は体質によって違う

好ましい睡眠時間は、ヴァータ8時間、ピッタ7時間、カパ6時間です。ヴァータ体質は、体力がやや劣るにもかかわらず、最も活動的で眠りはあまり深くありません。よって、睡眠時間を少し長めにとる必要があります。カパ体質は、体力がありますが、あまり活動的ではありません。眠るのが好きで、深い眠りをとることができます。よって、睡眠時間は少し短めでよいのです。ピッタ体質はその中間です。就寝から起床までの時間は以下のように考えるといいでしょう。

ヴァータ体質:22時~6時
ピッタ体質:23時~6時
カパ体質:24時~6時

あくまでも目安ですので、皆さんの体調に合わせて、睡眠時間を調整してみてください。その時も、朝の起床は一定にして、就寝時間で調整するのをお忘れなく。

あなたの体質はこちらから

早起きの効果は

英国アーユルヴェーダカレッジでは、ディナチャリアを実践するプラグラムがありますが、体験した方たちの声から、早起きに関するコメントを拾ってみました。

・A子さん「早起きすると気分が安定している」
・B子さん「休みの日も規則正しく生活が送れるようになった」
・C子さん「早起きすることで、すべてにゆとりが生まれ、時間を有効に使えるようになった」
・D子さん「朝型生活になり、休日もだらだらいつまでの寝ていることがなくなった」
・E子さん「時間を上手に使えるようになった」
・F子さん「朝、自然に目覚めるようになり、体も精神も気持ちがよい」

早く起きる生活習慣がどんな影響をおよぼすのか、というと、まずはB子さんやC子さんやE子さんがいっているように、有効に使える時間が物理的に増えたという効果があります。さらにそれだけでなく、A子さんやF子さんが感じている「気分が安定」「体も精神も気持ちがよい」というメンタル面での効果も見逃せません。

睡眠の質の向上が人生の質を上げる

睡眠は、「体の疲れをとる」「精神の疲れをとる」「細胞の新陳代謝を行う」という3つの重要な目的があります。早起きの習慣によって、夜決まった時間に眠くなり、良質で深い眠りに入ることが可能になります。良質な睡眠によって、昼間の活動は、体が軽やかで、精神も前向きで何事にも積極的に楽しむことができるようになります。そして、それが人生そのものを豊かなものにしていきます。

人生の成功は早起きから、ぜひ実践してみてください。

参考文献

日本アーユルヴェーダ学会訳,チャラカ全集総論篇, せせらぎ出版, 2011年.
イナムラ・ヒロエ・シャルマ訳, アシュターンガ・フリダヤム総論編, 2018年.

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