入浴で長寿をかなえる

入浴

新型コロナウイルス感染症対策~アーユルヴェーダでできること。
アーユルヴェーダのディナチャリアの一つ「入浴」についてお話します。

入浴の効果

アーユルヴェーダでは、入浴は消化力を強め、エネルギー・体力を与えて、長寿を叶えると言っています。温泉大国、日本の平均寿命が高いのも入浴のおかげかもしれません。入浴は、皮膚の痒み、身体の老廃物と疲労、汗だけでなく、怠惰や罪を取りのぞいてくれると言っています。特に、温水による入浴の場合、首よ身を温めることは、身体の力を増強させることができます。但し、首から頭に温水をかけることは、毛髪、眼の力を減少させることになるので、少し注意が必要です。

朝の入浴

入浴は朝であれば、夜のうちに皮膚に出てきた毒素を洗い流す効果があります。できたら、起床後軽い運動をした後、アーユルヴェーダのハーバルオイルを使ったセルフマッサージをしてから、入浴をするとよいでしょう。

夜の入浴

もちろん入浴は忙しい朝でなくとも、夜でもかまいません。入浴すると体温が上がって、副交感神経が優位になってリラックスします。筋肉も弛緩します。夜の場合、眠ると体温が下がるので、寝る前に体温を上げるようにします。体温に高低差があるほうが、眠りを深くするのです。

忙しいと、ついシャワーだけで済ませがちになりますが、一日一回どの時間帯でも構いませんので、自分を労わる時間をとり、湯船にゆっくりつかってみましょう。

入浴を避けるべき人

顔面まひ、眼疾患、口腔疾患、耳疾患、下痢している人、腹部膨満、鼻カタル、及び消化不良のある人、摂食直後の入浴はさけた方がよいです。

入浴が楽しくなる方法

湯ぶねに長くつかっているというのが苦手な方もいらっしゃるかたもしれません。少し工夫すれば、入浴タイムがもっと楽しくなるので以下を参考にしてみてください。

アロマキャンドル

浴室の電気を消して、アロマキャンドルを部屋に置いてみましょう。キャンドルの火をながめながら、瞑想してもよいでしょう。副交感神経が優位となり、一層リラックス効果が高まります。但し、火の取り扱いには十分に注意をしてください。

雑誌

浴槽にカバーをして、その上に本などを置いて、読書をする人も増えています。あっという間に時間も過ぎて、体の芯から温まります。

ヘッドマッサージ

浴槽につかりながら頭と耳、そして、首からデコルテまで、念入りにセルフマッサージをするのも良いでしょう。頭がほぐれると、リラックスして睡眠の質が向上するのはもちろん、オイルの作用で髪の毛の傷みが改善し、艶っぽさも増します。

参考文献

日本アーユルヴェーダ学会訳,チャラカ全集総論篇, せせらぎ出版, 2011年.
イナムラ・ヒロエ・シャルマ訳, アシュターンガ・フリダヤム総論編, 2018年.

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