吉相物を早朝ながめる

吉相物

新型コロナウイルス感染症対策~アーユルヴェーダでできること。
アーユルヴェーダのディナチャリアの教えの一つ、「吉相物を早朝ながめる」についてお話します。

人は見たものに対して、思考がはたらき、心が動く。そして、それは神経を介して、体にも伝わり、体調に大きく影響します。つまり、健康は良いものを見ることから始まると言ってもいいでしょう。

吉相物を眺める~朝、目にするものを大切に~

皆さんが朝起きて、最初に目にするものはなんでしょうか

アーユルヴェーダでは、朝、目にしたものが快適な一日のスタートにとって、とても重要であると教えています。
“吉相物”つまり、縁起のいいものをながめることをおすすめしています。

なぜ、吉相物をみるといいのでしょうか

人は外界からの情報を感覚器官が受け取り、脳に送ります。脳内では、その情報に対して、良い悪いを判断して、行動の方針をたてます。それだけでなく、その判断に対して、心も反応をしています。自分の味方になるようなものを見ると人の心はポジティブに反応します。例えば、安心感や希望、リラックスした気分になります。反対に危険なものや苦手なものを見ると、不安や怒りなどの気分が高まります。そういった心の状態が自律神経系を介して、全身に影響しています。

朝が大切なわけ

脳にも慣性の法則のようなものがあって、 朝、目にしたものが朝のスタートの気持ちをすがすがしいものにしてくれれば、 その日一日も素敵なものに脳の焦点が働いて、素敵なことばかりが見えてきます。 逆に朝から暗くなるものをながめるとネガティブなものに目がいきます。

朝の気分は一日に影響を及ぼすので、朝に見るものは、やはり縁起のいい、心を安心で満してくれるものが良いのです。そのことが気持ちのいい1日のスタートを後押ししてくれます。

こんなものが吉相物としておすすめ

希望にみちたもの

一番のおすすめは「日の出」を見ること。これはディナチャリアの一つ、「早起き」により可能になるので、一石二鳥になりますね。初日の出もそうですが、人は日の出を見ると、とても清々しい気分になり、新たな始まりの時間に自分自身とむきあい、今日の日を、その一年をどんなものにしていきたいかのイメージを描きます。希望に満ちた日もあれば、そうでないかもしれませんが、その日、その時を大切に過ごそうという意識が高まります。
手を合わせて、今ここに生きている自分の命への感謝の思いをめぐらせてもよいかもしれません。

吉相物

心が和むもの

たとえば、植物や家族の写真、飼っているペットと過ごすなど、自分にとって心地のいいものをながめたり、仏壇や神棚がご自宅にある方はそれをながめることで、無意識にご先祖や神様が自分を守ってくれるという安心感を感じることができるでしょう。
家に何もないなあという方でも、出勤のときに空をながめる、街路樹をながめる、道端に咲いている花を見てみる、そんな自然にふれるだけでもいいでしょう。

心にゆとりをもちましょう

仕事で忙しいときは、朝、一番に見るものは手帳と新聞なんて方もいらっしゃるかも知れません。それはそれで一日が効率的に運ぶのかもしれませんが、心にゆとりがあるかというと、少し違うかもしれませんね。

心のゆとりは仕事の効率にもつながっていきますので、朝の少しの時間心を和ませるものをながめる習慣をつけましょう。

ほんの数分、いや、数秒でできることですので、ぜひ試してみてくださいね。

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