朝飲むもので人生が変わる!ダイエットにもオススメの飲み物とは

朝、目が覚めたら、まず何を飲みますか?寝起きの体は刺激に弱いため、はじめに口にするものはとても大切だったりします。ここでは、朝に飲むのにおすすめの一杯とその効果を詳しくご紹介!ダイエット中の方や、お肌の悩みを抱えている方にも役立つので一緒に読み進めていきましょう。

健康な人は目覚めの一杯に「冷水」を飲んでいる

アーユルヴェーダのディナチャリアでは、朝起きて口腔内を掃除したら、常温の水または冷水を一杯飲むことをすすめています。ここではその健康効果について詳しく見ていきましょう。

早朝冷水飲用におすすめの体質と飲む量

アーユルヴェーダディナチャリアでは、毎日、日の出前に8アンジャリの水を飲むことをすすめています。1アンジャリとは、両手で水を掬うような形(両手をくっつけて、指を曲げて作った空間)で1杯満たした量の単位のことです。

朝の冷水の飲用は特にピッタ体質の方に効果的で、ピッタ性疾患(胃腸、肝臓、胆嚢、膵臓、血液などの疾患)の症状を鎮静します。ピッタ体質で痩せている方は、金製の容器に一晩保存された水を飲用しましょう。反対に、肥満している方は、銅製の容器に一晩保存された水がおすすめです。

ヴァータ体質、カパ体質の方は、前日に沸かした白湯を常温の状態で一杯飲むのが良いとされています。

どの体質の方でも、夏はピッタが増加しやすい季節です。朝の目覚めの一杯に冷水を飲用し、ドーシャのバランスを整えましょう。冷水とはいっても、氷は使用しないように注意してください。

ダイエット効果もあり?早朝に冷水を飲むことで得られる効果

アーユルヴェーダでは、朝冷水を飲むことで以下のような効果が期待できると言われています。

・胃・大腸反射が高まり便秘改善

・肌の炎症や皮膚病の鎮静

・消化、代謝力のアップでダイエット効果

・顔のシワを改善し、肌の若返り作用

・ピッタ性疾患(胃腸、肝臓、胆嚢、膵臓、血液などの疾患)の症状緩和

・視力の回復

・白髪や脱毛の予防

以上のように、朝一番に水を飲むことで得られる嬉しい効果はさまざま。毎朝の習慣に冷水または常温の水の飲用を取り入れ、健康な体を維持していきましょう。

冷水の後は白湯でデトックス

目覚めの一杯に水を飲用した後は、白湯を飲んでさらにデトックス効果を高めていきましょう。

ディナチャリアの実践者の中には、朝から白湯を1番に飲む方もいらっしゃいますが、起床後すぐは、白湯を受け入れられるほど体の準備ができていない状態です。そのため、熱い白湯は消化管に刺激が強く、負担をかけてしまいます。

まずは、冷水または常温の水で体を慣らしてから、白湯を飲み、アグニの働きをさらにアップさせていくのがオススメの飲み方です。

※白湯の効果や作り方はこちら

冷水を飲んではいけないケース

冷水を毎朝飲むことによる健康効果について解説してきましたが、どの方にもオススメできるわけではありません。アーユルヴェーダでは以下の症状が気になる方は飲用してはいけないといわれています。

・油、ギーのような油性分の多い食事を摂った人

・創傷の処置をした人

・腹部膨満感がある人

・胃もたれがある人

・しゃっくりが出ている人

・ヴァータ、カパ生の疾患があるとき

・パンチャカルマ瀉血した人

ヴァータ疾患とは頭痛や脳卒中、高血圧などの症状であり、カパ疾患とは、気管支炎や喘息、糖尿病などの症状が該当します。

水を飲用する際は、汚染した水ではなく蒸留された綺麗な水を飲むようにしましょう。汚染した水を飲用すると最後には視力が失うといわれています。

体質、体調、季節に合わせて飲用しよう

朝の目覚めの一杯には冷水の飲用が効果的ですが、体質や体調、季節によって対応することが大切です。

ピッタ体質の方や、ピッタ性疾患がある方にはおすすめですが、ヴァータやカパ性の疾患がる場合には避けましょう。

また、の暑い季節はどの体質の方でもピッタが増大しやすくなるため、冷水を飲むことでピッタを鎮静することができます。しかし、気温が下がり、ヴァータカパの季節になったら、体を冷やさないように常温の水を取り入れましょう。そのあとに白湯を飲むことで、さらに消化・代謝力が高まるため、ダイエットや美肌などにも効果的です。 ぜひ明日からコップ一杯の冷水で1日をスタートさせていきましょう!

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