マッサージの効果とオイル

セルフマッサージを行う

セルフマッサージは、全身を約20分程度で行うことができます。毎日、全身のセルフマッサージを行うことが良いですが、難しければ、頭、・足の裏などを部分的にでも行い、少しずつ毎日の習慣に行いましょう。

【マッサージの作用】

  1. マッサージは、血液やリンパ液の流れを促進し、疲労の回復を早めます。
  2. 筋肉を適度に揉みほぐすことよって、緊張を解きます。
  3. アーユルヴェーダのマッサージは、特に、滞ったエネルギーの流れも改善します。
  4. 全身の部分、部分に関して、「堅い、乾燥している、冷たい、むくんでいる、等」の状態を観察しながらおこないますので、自分の体を知ることができます。
  5. 全身の各所に意識を集中することによって、軽い瞑想状態になります。心がおちつき、自律神経のバランスが整う効果も期待できます。
  6. アーユルヴェーダのマッサージオイルを使うことで、その粘性の加減で、絶妙なマッサージの摩擦の心地よさを生んでいるといえます。

セサミオイル

セルフマッサージに使うオイルは、アーユルヴェーダのハーバルオイルでもよいですし、シンプルなセサミオイルのみでもかまいません。セサミオイルの場合は、キュアリングしたセサミオイルを使います。使うときには、ひと肌くらいまで湯せんで温めます。こうすることで、ゴマに含まれる有効成分がより発揮されるようになります。ハーバルオイルの場合も、同様に温めて使用します。温かいオイルは、身体へ浸透しやすくなり、同時に筋肉も緩めてくれるので、リラックス効果も高まります。

セサミオイルの作用

【体の中での作用】

  1. セサミオイルは、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンE、ミネラルや良質のたんぱく質を大量に含みます。抗酸化作用、抗菌作用が高いため、酸化しにくく、一度キュアリングしたオイルは数年間、保存が可能です。
  2. ゴマの主成分であるセサミンが、活性酸素やその他の老廃物を除去します。
  3. セサミオイルは、体をあたため、新陳代謝を促進します。

【体の外での効用】

  1. 皮膚や頭皮への栄養補給という面でも、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンE、ミネラルなどの効果が存分に発揮されます。
  2. 皮膚や頭髪の輝きが増します。
  3. オイルが体の表面を覆うので、1日中、守られているという感覚を得ることができます。

セサミオイルについては、こちらもご覧ください。
セサミオイル

情報:英国アーユルヴェーダカレッジ

世界で一番わかりやすい「アーユルヴェーダ入門セミナー」はこちら>

関連記事

ページ上部へ戻る