目の疲れの原因は?解消方法や予防に役立つ食べ物をご紹介

知らないうちに溜まっている眼の疲れ、原因や改善方法をご紹介

パソコンと携帯がないと立ち行かない現代。さらにゲームをしたり、本を読んだり、誰もが目を酷使しています。目の奥が重くなったり痛かったり、ひどい時には頭痛や肩こりもなんて経験、ありませんか?コラムを参考に日常的に予防&ケアして、少しでも目を守りましょう。

頭痛や肩こりをも引き起こす、目の疲れの原因とは

目の疲れ(眼疲労)の原因は、長時間パソコンやスマホを見ることによる目の酷使や、ドライアイなどによる眼の乾燥、過労や睡眠不足によるストレスです。

長時間パソコンや携帯を見続けるのではなく定期的に目を休め、遠くを見るようにしましょう。また、明るい場所で作業をすることを心がけることも大切です。

眼疲労が慢性的になると眼精疲労となり、頭痛、肩こり、視力の低下などの症状を引き起こす可能性が高まります。さらにひどくなると、吐き気を催すこともあるでしょう。

以下では、インド・スリランカ発祥の伝統医学、アーユルヴェーダの智慧から、目の疲労を改善する方法をご紹介していますのでぜひ参考にしてください。

アーユルヴェーダで分かる目の疲れを取るための正しい方法

アーユルヴェーダでは、目(視力)はピッタのエネルギーが司ると言われています。

ピッタは「温」という性質をまっているので、目の疲れを取るためには冷やすのが効果的です。

目に疲れを感じた時は、ひんやりアイピローや、冷やす効果のあるきゅうりを薄く切ってまぶたに乗せたりするのがオススメ。

また、ギーの点眼や、ローズウォーターをコットンに浸して目の上に被せるのも、ピッタの熱を鎮静し、バランスさせることができます。

目の疲れを予防する栄養素と食べ物

ここでは目の疲れを予防するのに役立つ、栄養素とオススメの食材をご紹介します。毎日の食事に取り入れ、目の健康を維持していきましょう。

目の粘膜を守るビタミンA

ビタミンAは、目の働きを助けるビタミンとして知られていて、目の粘膜を健康に保ち、乾燥を防ぐ働きがあります。

そのため、ビタミンAが不足すると、ドライアイや結膜炎などになりやすくなったり、暗闇の中で物が見えにくくなってしまったりといった症状が現れるのです。

ビタミンAの欠乏を補うためのオススメの食材は、レバー、チーズ、卵、人参、カボチャなどがあります。ビタミンAをサプリで摂ることもできますが、大量の摂取は過剰症の原因になりますので気をつけましょう。

目の疲れを癒すビタミンB1

ビタミンB1は目の周りの筋肉の疲れを和らげ、眼精疲労を改善するのに役立つ栄養素です。また、目の神経のエネルギー代謝を支える働きもあり、眼球運動などにも関与しています。

ビタミンB1は、飲酒によっても消耗されるので、不足には気をつけましょう。

オススメの食材は、豚肉、納豆、たらこ、ナッツ類です。

目の充血を防ぐビタミンB2

ビタミンB2は、目の充血を防いで、疲れを回復させる働きがあります。ビタミンB2が不足することで、目の組織全体の働きが低下し、眼疲労や目の病気を引き起こしやすくなるので注意が必要です。

オススメの食材は、大豆製品、鮭、貝類などがあります。

ビタミンB2の余剰分は排尿として排出されるので体内に蓄積されにくく、耐容上限量が決められていないのも特徴です。

水晶体に多く含まれるビタミンC

目のレンズである水晶体には、多くのビタミンCが必要。また、ビタミンCには、ビタミンB2と同じく、目の充血を防いで、疲れを回復させる働きがあります。

オススメの食材は、キウイ、レタス、ブロッコリー、さつまいもなどの野菜や果物です。

ビタミンCは、不規則な生活や、ストレスによって壊れやすく、不足しやすくなります。環境を整えたり、1日2から3回に分けて摂取したりするといいでしょう。

視力回復に役立つアントシアニン

アントシアニンは、網膜に栄養を運ぶ、毛細血管の決行を良くする働きがあります。視力回復や眼精疲労の軽減、老眼の予防などに役立つ栄養素です。

ポリフェノールの一種であり、強い抗酸化力があります。

アントシアニンが多く含まれる、オススメの食材は、ブルーベリーや黒ごま、黒豆、ナス、ぶどうなどです。

これらの食材を積極的に取り入れ、目の疲れを予防、改善していきましょう。

情報:英国アーユルヴェーダカレッジ

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