アーユルヴェーダのボディマッサージの魅力とは?やり方やオイル、効果を解説

アーユルヴェーダのマッサージを受けてみたい!という声を多く耳にするようになりました。しかし、アーユルヴェーダは、おでこにオイルを垂らすシロダーラのイメージが強く、ボディマッサージがあると聞くと驚きますよね。ここでは、知られざるアーユルヴェーダのボディマッサージの魅力をご紹介していきます。サロン選びにぜひ参考にしてください。

アーユルヴェーダのボディマッサージとは

外見の美しさだけでなく、内側からデトックスし、心から美しくなることを目的としたアーユルヴェーダセラピー。ここでは、アーユルヴェーダのボディマッサージについて詳しくご紹介していきます。

マッサージの定義

マッサージとは、専門的で体系的な方法があり、かつ治療的な手法であると定義することができます。

その中でも、アーユルヴェーダのマッサージは、健康と美容のための最も古く、最も一般的な方法です。リラクゼーションや美容の目的だけではなく、病気の治療や排泄療法としての役割があります。また、アーユルヴェーダでは、マッサージを毎日の習慣(ディナチャリア)に取り入れることで自然治癒力が高まり、健康や長寿に効果的であるとして古くから勧められてきました。

マッサージで使用するオイル

アーユルヴェーダでは、主にごま油をベースとした栄養豊富なハーバルオイルを使用します。ハーバルオイルの種類は多数あり、効果効能が異なるため、アーユルヴェーダでは、コンサルテーションを通して、お客様の体質やその時に乱れているドーシャに合わせたハーバルオイルを選択し使用するのが一般的です。

アーユルヴェーダの代表的なオイルとそれぞれの効果について、詳しくは「本場スリランカでも代表的なマッサージオイルの種類と効果」でご紹介しております。また、ごま油については「美肌女子が欠かさない、セサミオイルの驚くべき効果とは」で解説しているので合わせてご一読ください。

アーユルヴェーダマッサージの効果とやり方

アーユルヴェーダのボディマッサージの手法には、「アビヤンガ」「マルダナ」「ウドワルタナ」などがあります。それぞれの特徴について以下で詳しく見ていきましょう。

アビヤンガ

アーユルヴェーダのマッサージの中でも、最も日本で普及しているアビヤンガは、全身に30〜50mlの温かい薬用オイルをたっぷり塗布して行う施術です。パンチャカルマの前処置にも行われるマッサージであり、新陳代謝を活発にし、身体の老廃物や毒素を排出する作用があります。

タイラヴィマルダナ

タイラヴィマルダナとは、気の流れに沿って、ターダナ(たたく手技)、マルダナ(突く手技)、ガルシャナ(こする手技)、ピーダナ(にぎる手技)、ムルドゥスパルシャナ(撫でる手技)の順に行う、インドで古くから伝わる贅沢な施術です。筋肉の表層部から深層部までをほぐしてからオイルを身体に浸透させることで、血流やリンパの流れを促すことができます。また、握る手技によって、リンパに詰まった老廃物や疲労物質の排出を促すことが可能です。リラクゼーション効果や若返り効果が最も期待できる施術といえるでしょう。現在日本では、英国アーユルヴェーダカレッジでのみ本格的なタイラヴィマルダナの手技を習得できます。

ウッドワルタナ

ウッドワルタナとは、アーユルヴェーダで1000年前から行われている、ハーブパウダーを使った特別なマッサージです。粗く硬い薬用粉末で全身の皮膚を摩擦する方法であり、皮膚に最も良い影響を与えるだけでなく、痩身や減量を目的としたケアの中でも必須のトリートメントであるといわれています。また、不眠症や生理不順などのあらゆる症状の改善に応用可能です。詳しい効果や手順については、「ウドワルタナの効果的な使い方と方法 by アーユルヴェーダの名医 Dr.ディネッシュ & Dr.ディネッシュカ」でご紹介しているのでぜひ参考にしてください。

コラムをきっかけに、アーユルヴェーダのマッサージを体験してみたいと感じた方は「アーユルヴェーダサロンナビ」で全国のサロンの中からお近くのサロンを探し予約することができます。高品質なハーバルオイルと技術を有するアーユルヴェーダのマッサージを継続して受ける効果は、計り知れません。気がつかないうちに疲れている心と体。アーユルヴェーダのマッサージで癒し、生活の質を高めていきましょう。

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