一日の理想的な過ごし方

ディナチャルヤ~1日の理想的な過ごし方~

アーユルヴェーダには「1日の理想的なすごし方」に関する「教え」があります。これを「ディナチャルヤ」と呼びます。ディナチャルヤは、不調をなくして健康を維持発展するために簡単にできる日常生活の方法です。

ディナチャルヤでは、その人の体質や季節によって理想的な起床時間、食事法、呼吸法運動セルフケアの方法などが異なります。あらゆる行動は、特定のドーシャと関係があります。食事、睡眠、仕事、娯楽などの行動は、それぞれワータ・ピッタ・カパの性質を持っています。よって、ライフスタイルを調整すれば、ドーシャのアンバランスを直すことができ、自分で健康な状態を手に入れることができるというわけです。反対にドーシャのアンバランスが続けば、病気になります。

日常生活の中でも、変えることが簡単なものと難しいものがあります。たとえば仕事などは、内容を変えたり時間帯を変えたりすることが簡単ではないでしょう。一方、食事や娯楽は、仕事に比べれば自分でコントロールすることが、可能なはずです。自分にできる範囲のことを、無理なく少しずつ続け、コントロールが難しい部分の不調をカバーできるようにしていくことを心がけましょう。

ディナチャルヤは、個々の症状をそれぞれ改善するというよりも、全体の活動のバランスを整えることを主眼に置いています。できることころから少しずつ、日々の生活を変えていき、全体のバランスを取ることで、自分の不調を解決できるようにするのです。ライフスタイルを理想的な状態に保つことで、体調を改善し、病気を予防するわけですから、まさに予防医学といえるでしょう。

 

ワータ・ピッタ・カパの時間

アーユルヴェーダでは人の体質をワータ・ピッタ・カパの3タイプに分けて考えますが、一日の時間帯にもワータ・ピッタ・カパの性質をもつ時間帯というものがあります。
1日24時間の中で、ワータ・ピッタ・カパの時間は、4時間ごとに交代し、1日2回転します。
各ドーシャの時間は、そのドーシャが増えやすくなります。ドーシャが増えた結果、私たちの身体はバランスを崩すことになります。例えば、ワータの時間には、ワータが乱れやすくなる、ということです。

ワータ・ピッタ・カパのドーシャは、同じ性質のことをすればそのドーシャは増え、逆の性質のことをすれば、そのドーシャは減ります。この性質を使ってその時間のドーシャと同じ性質のことは避け、逆の性質のことをするようにして、バランスを取ることを心がけることが、ディナチャリアの基本です。この方法で、生活習慣(起床や就寝、仕事など)と食事法、心身調整法(運動ヨーガ呼吸法、瞑想法、入浴オイルマッサージ)などの行為のそれぞれの性質を用いて、ドーシャのバランスを取っていくことになります。

※ご自分の体質をチェックしたい方はこちら!「アーユルヴェーダ体質診断」
情報:英国アーユルヴェーダカレッジ

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